【8⽉18⽇ Peopleʼs Daily】中国経済は今年上半期、引き続き回復し好転する態勢を維持した。国際通貨基金(IMF)は7月に改訂した「世界経済見通し」で、今年の中国経済成長率の予想を4月時点の発表よりも0.4ポイント上方修正して5.0%とした。

 中国の2024年上半期の国内総生産(GDP)は前年同期比5.0%増の61兆7000億元(約1260兆円)だった。社会消費財小売総額は前年同期比3.7%増で、うちサービス小売額は同7.5%増加した。インフラ投資は5.4%増、製造業投資は9.5%増だった。物品貿易総額は過去最大の21兆2000億元(約434兆円)で、中国経済の質の高い発展の大勢は変わっていない。

 中国は依然として世界経済成長の重要なエンジンであり、安定装置だ。中国経済は複雑に変化する国内外の環境に直面しているが、全体的に安定しており、産業の高度化と質の高い発展が整然と展開され、持続可能性が強化されている。集積回路、サービスロボット、新エネルギー自動車、太陽電池などの新型製品の生産量はいずれも2桁成長を維持している。ビッグデータや人工知能(AI)などの技術は新たな消費の方向性を生み出し、新たな販売方式のネット通販では、実物商品の小売額が前年同期の8.8%増だった。単位GDP当たりのエネルギー消費量は引き続き低下している。パキスタンのシンクタンクであるグローバルシルクロード研究連盟の創設者であるザミール・アフメド(Zamir Ahmed)代表は、世界経済が多くの不確実性と試練に直面している中、安定力としての中国の役割はこれまで以上に重要だと指摘した。

 中国共産党第18回大会以来、中国は改革を全面的に深化させ、改革の系統性、全体性、協同性の強化と、質の高い発展の活力を引き出すことに注力している。南アフリカ独立メディアグループのイクバル・スルベ(Iqbal Surve)会長は、「中国が先進製造業を支えとする現代化産業システムを構築したことは、中国共産党の改革に対する先見の知恵と勇気と迫力を示している」と述べた。

 中国はハイレベルの対外開放を着実に推進している。全国範囲で越境サービス貿易のネガティブリスト管理制度を導入し、高付加価値型の電信業務の対外開放の拡大を試み、国外からの科学技術型企業への投資をさらに促進する政策を打ち出した。中国は140余りの国と地域の主要な貿易相手であり、物品貿易総額は7年連続で世界第1位だ。「一帯一路(Belt and Road)」は150余りの国と30余りの国際組織に拡大し、中国と欧州を結ぶ貨物列車の中欧班列は欧州25か国200余りの都市に乗り入れている。中国は輸入博覧会(輸入博、CIIE)、サービス貿易交易会(CIFTIS)、消費品博覧会(CICPE)、サプライチェーン促進博覧会(China International Supply Chain ExpoCISCE)などの各国との互恵ウィンウィンの協力の場を構築してきた。アルゼンチン紙「クラリン(Clarin)」(電子版)は、繁栄する中国は自らの未来を支えているだけでなく、他国にもチャンスを提供するとの見方を示した。(c)Peopleʼs Daily/AFPBB News