パリ五輪英代表、用具や食品を仏チャリティー団体に寄付
発信地:パリ/フランス
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【8月14日 AFP】パリ五輪に出場した英国代表チームが、五輪のために用意した用具や食品を、開催国への感謝を込めてフランスの慈善団体へ寄付することを明かした。
英国オリンピック委員会(BOA)のヒュー・ロバートソン(Hugh Robertson)会長は「開催国フランスはわれわれと選手を素晴らしく歓迎してくれた」と述べ、「それゆえ、できる範囲ではあるが、そうしたコミュニティーにお返しできるのはこの上ない喜びだ」と続けた。
チャリティー団体「心のレストラン(Les Restos du Coeur)」を通じては、キングサイズのマットレスと家具がパリ市内と近郊の各地域へ届けられる。
また大会中にフランスへ送られたが消費されなかった食品は、同団体と、ランス(Reims)や選手村のあるサンドニ(Saint-Denis)のフードバンクに寄付される。
スポーツ用具は、代表のトレーニング施設があったクリシー(Clichy)と、代表選手の多くが五輪に向けた準備を行っていたサンジェルマンアンレー(Saint-Germain-en-Laye)とランスに送られる。(c)AFP