【8月17日 CGTN Japanese】パリ五輪が熱い盛り上がりを見せている傍ら、競技場の外では、中国バスメーカーの安凱客車が製造した電気（EV）観光バスがパリ市街の有名な観光地を巡り、世界中から訪れた観光客にサービスを提供しています。

　この中国製EVバスは総計20台あり、すべて純電動のダブルデッカー（2階建て）バスです。パリ五輪の開幕に合わせ、現地のバス会社によって正式に運行が始まりました。運行ルートは、ルーブル美術館、ノートルダム大聖堂、エッフェル塔など多くのランドマーク的な観光地をカバーしており、さらには五輪の競技会場も経由しています。乗客は好きな停留所で自由に乗り降りできます。

　フランスに輸出された中国製バスは、現地の都市観光ツアーの代表的な車両として、2階建て構造になっており、2階は半オープントップのデザインで、乗客は没入型の観光体験を楽しむことができます。1階は低床構造で、車椅子スペースも設けられており、利用のしやすさと人間工学に優れ、運転時の安全性、経済性、快適性を兼ね備えています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News