体操ゆかの採点見直し、ルーマニア選手に銅メダル授与へ IOC
発信地:パリ/フランス
このニュースをシェア
【8月12日 AFP】国際オリンピック委員会(IOC)は11日、パリ五輪の体操女子種目別ゆかで当初米国のジョーダン・チャイルズ(Jordan Chiles)が獲得していた銅メダルを、ルーマニアのアナ・バルボス(Ana Barbosu)に授与すると発表した。
IOCの決定は、スポーツ仲裁裁判所(CAS)が10日に出した裁定を受けてのもの。CASは米国側が1分と定められた規定の4秒後にチャイルズの難易度に関する異議申し立てを行ったとし、同選手の再評価された得点が取り消しとなった。
この問題では、チャイルズの演技後に米国側が採点の見直しを要求した結果、13.666点だった得点が13.766点に変更されて同選手が5位から3位に浮上。13.700点を出して銅メダルを獲得したと思っていたバルボスは、4位に転落していた。(c)AFP
