【8月12日 AFP】ワールドアスレティックス(World Athletics、世界陸連)のセバスチャン・コー(Sebastian Coe)会長が11日、国際オリンピック委員会(IOC)の新会長への立候補を「真剣に検討する」と明かした。

 IOCでは2013年からトップに立つトーマス・バッハ(Thomas Bach)会長が10日の総会で、3期目は目指さないことを明らかにした。後任は2025年に選出される。

 一方、ワールドアスレティックス会長として3期目にして最後の任期が2027年に満了となるコー氏は、以前からバッハ会長の候補として挙がっていた。

 コー会長は報道陣に対して「以前から明らかにしている通り、機会が来ればもちろん真剣に検討する」とコメント。「機会が訪れれば考える必要がある」「もちろん、検討するつもりだ」と繰り返した。(c)AFP/Luke PHILLIPS