イスラエル軍が学校攻撃、少なくとも90人死亡 ガザ民間防衛当局
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【8月10日 AFP】パレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)の民間防衛当局は10日、ガザ市の学校がイスラエル軍の攻撃を受け、少なくとも90人が死亡したと明らかにした。
同局の報道官はAFPに、「死者数は現在90~100人で、さらに数十人が負傷した。イスラエルのロケット弾3発が、パレスチナ人避難民を収容していた学校に直撃した」と語った。
ガザのメディア当局はAFPに対し、この攻撃により「100人以上が殉教した。数十人が負傷し、ほとんどは重体だ」と語った。
メディア当局筋によると、学校には約250人が身を寄せており、大半は女性と子どもだった。
一方、イスラエル軍は、攻撃したダラジ(Daraj)地区の学校にはイスラム組織ハマス(Hamas)の「指揮所」が「隠されていた」と主張。
「民間人の犠牲を抑えるために多数の措置を講じ、精密誘導兵器の使用や空中監視、諜報(ちょうほう)活動などを行った」と説明している。(c)AFP