【8月10日 AFP】パリ五輪は9日、ゴルフ女子第3ラウンドがパリ郊外のル・ゴルフ・ナショナル(Le Golf National、パー72)で行われ、ニュージーランドのリディア・コー(Lydia Ko)が4アンダーとスコアを伸ばし、伏兵モルガヌ・メトロー(Morgane Metraux、スイス)とともに通算9アンダーの首位タイに並んだ。

 元世界ランク1位のコーは、2016年リオデジャネイロ五輪で銀メダル、3年前の東京五輪では銅メダルを獲得しており、唯一五輪で複数のメダルを手にしている。

 この日は、単独首位のメトローから3打差でスタートしたが、6バーディーを記録してトップタイに躍り出た。

 山下美夢有(Miyu Yamashita)はボギーなしの「68」を記録して順位表を駆け上がり、ローズ・チャン(Rose Zhang、米国)とともに首位と2打差の3位タイにつけている。

 東京大会金メダリストのネリー・コルダ(Nelly Korda、米国)は一時トップに迫ったが、首位から5打差の7位で最終日を迎える。

 笹生優花(Yuka Saso)はイーブンパーでラウンドし、通算7オーバーで42位タイとなっている。(c)AFP