【8月9日 AFP】米カリフォルニア州のサンディエゴ動物園(San Diego Zoo)で8日、中国から貸与されたジャイアントパンダ2頭が一般公開された。米国にパンダが新たに貸与されるのは21年ぶり。

 貸与されたのは4歳のオス「雲川(Yun Chuan)」と3歳のメス「●宝(Xin Bao、〈●は金へんに金金〉)」。同日の歓迎式典には駐米中国大使も参加した。

 カリフォルニア州のギャビン・ニューサム(Gavin Newsom)知事は、8月8日を州の「パンダの日」に制定すると発表した。

 近年では、米首都ワシントン、アトランタ、メンフィスの動物園にパンダが貸与されていたが、すべて中国に返されている。今後は、2025年までにワシントンとサンフランシスコにパンダが貸与される予定となっている。(c)AFP