中国企業は自らに適合する革新を採用することで、発展の力を得る
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【8⽉11⽇ Peopleʼs Daily】広州医薬集団傘下の広州白雲山中一薬業(以下「白雲山中一」)の建物2階の包装作業場に上がると、ガラス窓越しに見える光景はやや暗く、作業員は1人だけで生産ラインが高速で稼働していた。責任者は「ここはデジタル作業場です。錠剤のパッケージ封入、検査、箱詰めなどを、基本的にスマートコントロール技術と高度な検出器を使用して行っています。見学者がいない時に照明の必要はありません。ロボットが黙々と作業を続けます」と説明した。
デジタル作業場の利点は、省エネにとどまらない。デジタル化生産ラインを導入したことで従来の製薬方法と比べて生産能力が148%向上し、人件費が74%削減され、1人当たりの効率が289%向上した。この中国伝統薬の老舗企業はデジタル化とスマート化により新たな発展の契機を得た。
中国伝統医学は中国古代科学の貴重な宝であり、関連製薬企業は伝統的な製造業に属す。どうやって「古きを新しきによって行う」か。中国医薬関連を主たる業務として初めて世界500強企業に入った広州医薬集団は、デジタル化とスマート化を発展の突破口に位置付けた。薬材追跡のデジタル化を模索し、スマート薬剤室を初めて導入し、デジタル化された標準工場を構築するなど、一連の改革と革新の施策が実施され、伝統医薬産業の転換とアップグレードが推進され、伝統医薬の現代化と国際化を支えている。どの業界であれ、転換とアップグレードの主導権を握ることで、自らの競争力を高め、市場で機先を制することができる。
企業がスマート化改造を進める際には業界や自社の特性に応じて、克服すべき弱点を特定せねばならない。例えば、貴州省(Guizhou)貴陽市(Guiyang)のある乳業会社は原乳の調達源、工場、販売などのデータを結び付け、販売に基づいて生産を調整することで、コストを削減し、効率を高めた。四川省(Sichuan)綿陽市(Mianyang)のある製造企業は、スマートセンサーやデジタル視認検査を利用して製品の不良品率を5%削減し、年間の生産コストを1000万元 (約2億500万円)以上削減した。自社をいかに発展させるかを念頭に置き、目標を正確に定め、方法を適切に選ぶことで、企業の転換は回り道をせずに済む。
白雲山中一の責任者は、「進歩するのみです。歩みを止めません」と語った。企業の革新と発展は永遠に終わることがない。現状に満足する理由は何もない。止まることなく進むことでこそ、発展がもたらされる。これは一つの理念であり、一つの方法でもある。中国の各分野の発展はすべてこのようにして一歩一歩着実に進んできた。
追求を一貫して続け、発展の幅と深さにおいて絶え間なく拡大と延伸を続け、困難を克服し、積極的に革新を推進することで、中国は発展の新たな章を書き、新しい境地に到達することができる。(c)Peopleʼs Daily/AFPBB News