性別騒動のアルジェリア女子ボクサーが決勝進出 パリ五輪
発信地:パリ/フランス
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【8月7日 AFP】パリ五輪は6日、ボクシング女子66キロ級準決勝が行われ、性別騒動の渦中にあるアルジェリアのイマン・ヘリフ(Imane Khelif)が判定5-0でチャンチェーム・スワンナーペン(Janjaem Suwannapheng、タイ)に勝利し、決勝進出と銀メダル以上を決めた。
会場に詰めかけた満員近い観客が大音量で名前を叫ぶ中、ヘリフは昨年の女子世界選手権(2023 IBA Women's World Boxing Championships)銀メダリストであるスワンナーペンを撃破した。
身長で明らかに劣るスワンナーペンは、第3ラウンドにはヘリフの強烈なパワーに押されてスタンディングカウントを取られる場面もあった。それでも試合が終わると、両者は温かいあいさつと握手を交わした。
ヘリフは9日の決勝で、中国の楊柳(Yang Liu)と金メダルを懸けて対戦する。(c)AFP