【8月6日 AFP】パリ五輪で6日に予定されていたセーヌ(Seine)川でのマラソンスイミングの練習が水質の問題で中止となった。セーヌ川での練習が中止となるのは今大会5回目。

 大会組織委員会が同日早朝、「今朝のパリ市、大会組織委員会、ワールドアクアティクス(World Aquatics、世界水連)の会合の結果、本日2024年8月6日に予定されていたトレーニングセッションの中止が決定された」とする声明を発表した。

 セーヌ川での練習中止は5回目となる。最初の4回はトライアスロン関連の練習。競技でもトライアスロン男子が1日延期された。10キロのマラソンスイミングは8日に女子、9日に男子がセーヌ川で行われる予定となっている。

 仏当局はセーヌ川の水質改善のために14億ユーロ(約2200億円)を費やしたが、水質検査で不合格になることが続き、選手から不満の声が上がっている。(c)AFP