【8⽉8⽇ Peopleʼs Daily】中国では全面的な改革開放の時代にあって、国の北から南まで多くの国境通関所が整備されてきた。例えば中国とカザフスタンとの国境にある新疆ウイグル自治区(Xinjiang Uighur Autonomous Region)の阿拉山口通関所では1日平均で列車60本と自動車350台が通過する。中越国境の友誼通関所では、スマート通関施設の建設工事が急ピッチで進められている。

 港湾も同様に重要だ。河北省(Hebei)滄州市(Cangzhou)にある黄驊港には巨大な運搬船が次々に出入りする。黄驊港は中国国内の石炭物流にとって重要な中継地点だ。年間2億トン以上の石炭がこの港で船積みされて中国南部などに運ばれていく。

 ここでは一時、粉じん汚染が大問題になった。そこで、黄驊港では石炭取り扱いの全過程をカバーするスマート防じんシステムが構築された。石炭粉じんの混じった水も、循環再利用されるようになった。

 上海洋山港(Yangshan)では巨大貨物船が次々に接岸し、クレーンが忙しく動いている。上海市(Shanghai)では水上輸送サービス業の企業群、産業チェーン、関連市場の形成が進んだ。それ以外にも、福建省(Fujian)では規模化、集約化、専門化した港湾群が構築され、中国国内と世界にサービスを提供している。広西チワン族自治区(Guangxi Zhuang Autonomous Region)では北部湾(トンキン湾、Gulf of Tonkin)港湾群を基盤に中国と東南アジア諸国連合(ASEAN)の港湾都市協力ネットワークを構築する努力が続いている。

 今年上半期の中国の沿岸および内陸港湾の出入港船舶数は前年同期比14.35%増の1521万1700隻で、貨物取扱量は4.85%増の91億8400万トンだった。

 中国・カザフスタン、中国・タジキスタン、中国・キルギスの道路通関所では農産物の迅速通関が全面実現した。浙江省(Zhejiang)の義烏市(Yiwu)からの商品を扱う寧波舟山港の「第六港区」では、鉄道輸送と海運を連結させた方式で輸出品を運ぶコンテナが「申告1回、検査1回、通関許可1回」の方式で次々に送り出される。

 東南アジアから中国に向けて、バナナ専用貨物列車が走る。中国ではラオスやカンボジアのビールの販売代理業者が出現した。陸路と海路を結び付けた観光促進連盟の活動も始まった。中国とラオスは共同で取り組むビエンチャン(Vientiane)市内の現代農業産業園の事業を加速させた。新疆のコルガス(Khorgos)通関所に設けられた中国カザフスタン国境協力センターには3500余りの商店が入居し、中国人とカザフスタン人が対面で商売をしている。

 中国から欧州を結ぶ貨物列車の中欧班列は、中国と欧州25か国の200以上の都市を結び、「シルクロード海運」は43か国の100以上の港とつながっている。中国は140以上の国や地域の主たる貿易相手だ。中国はこの高水準の対外開放の道を着実に歩んでいく。(c)Peopleʼs Daily/AFPBB News