パールアビス提供(c)news1
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【08月05日 KOREA WAVE】韓国の主要ゲーム会社が自信作を携えて欧州最大のゲームショーである「ゲームスコム」に出場する。グローバル最大のゲームショーだった米国開催の「エレクトロニック・エンターテイメント・エキスポ(E3)」が廃止され、ゲームスコムがグローバル市場攻略のバロメーターとして浮上した。

K-ゲームは「確率型アイテム」に依存していた過去のBM(課金構造)から脱し、グローバル市場でヒット作を生み出さなければ大手企業に成長できない状況に置かれている。

ネクソン・クラフトン・パールアビス・カカオゲームズ(子会社オーシャンドライブ)・ハイブIMなど主要ゲーム会社が8月20~25日、独ケルンで開かれるゲームスコムに参加する。

ネクソンはゲームスコム現場に単独ブースを設け、前夜祭である「オープニングナイトライブ」(ONL)で「ファーストバーサーカー:カザン」トレーラー映像を公開する。ファーストバーサーカー:カザンはネクソンの子会社ネオプルが「ダンジョンアンドファイター」IP(知的財産権)をもとに開発したPC・コンソールハードコアRPGゲームだ。

「ファーストバーサーカー:カザン」は、高品質のアクション戦闘をアニメーショングラフィックで実現した。今年、グローバルヒットを記録した「ファーストディセンダント」に続く期待作とされており、観覧客に向けてデモ上映をする。

クラフトンはONLで「ダーク&ダーカーモバイル」と「インゾイ」(InZoi)の新規トレーラー映像を初めて公開し、ブースでデモ上映をする。

このうち、人生シミュレーションゲームであるインゾイが期待作に挙げられる。都市キャラクターたちが各自の意志で生きていく「群衆シミュレーション」で、噂・風邪・流行などをゲームで体験できる。最近▽車両▽団体行動▽カルマ▽都市編集▽スタジオ▽フォトモード――などゲーム要素を追加で公開した。

パールアビスの「黒い砂漠」(2015年発売)以来10年ぶりの自信作「赤い砂漠」もデモ上映をする。

赤い砂漠はパールアビスが自主開発したゲームエンジン「ブラックスペース」をもとに2018年下半期から開発したPC・コンソールオープンワールドアクションアドベンチャーゲームだ。

自由度の高いプレイスタイルと綿密なストーリーが特徴で、業界ではゲームスコムアワードも狙える期待作とされている。

カカオゲームズは子会社オーシャンドライブスタジオが開発した▽ロストアイドロン:偽善の魔女▽セクション13▽ゴッドセーブ・バーミンガム――などPC・コンソールゲーム3種を公開する。

「ゴッドセーブ・バーミンガム」はゲームスコムを通じて公開した作品で、中世イングランドのバーミンガムを背景にしたゾンビ・サバイバル・ジャンルのゲームだ。

ロストアイドロン:偽善の魔女は2022年に発売した「ロストアイドロン」のスピンオフゲーム、セクション13はアクション・ローグライク・シューターゲームだ。

ハイブIMは3人称エクストラクションダンジョン探検新作「ダンジョンストーカーズ」を公開する。ダンジョンRPGと脱出サバイバル要素を結合した。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News