クラウザーが男子砲丸投げ前人未到の3連覇 パリ五輪
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【8月4日 AFP】パリ五輪は3日、陸上の決勝種目が行われ、男子砲丸投げでは米国の世界記録保持者ライアン・クラウザー(Ryan Crouser)がこの種目では前人未到の五輪3連覇を達成した。
2016年のリオデジャネイロ五輪、2021年の東京五輪で金メダルを獲得しているクラウザーは、3投目でシーズンベストの22メートル90をマークし、勝利を収めた。米国勢がこの種目で優勝するのは、過去30大会で20回目となる。
クラウザーの同胞ジョー・コバクス(Joe Kovacs)が6回目で22メートル15を投げ、銀メダルを獲得。ジャマイカのラジンドラ・キャンベル(Rajindra Campbell)が銅メダルとなった。
女子三段跳びでは、ドミニカのテア・ラフォンド(Thea LaFond)が優勝を飾り、同国史上初の五輪金メダル獲得を果たした。ラフォンドはドミニカ新記録となる15メートル02を跳び、14メートル87を跳んだジャマイカのシャニーカ・リケッツ(Shanieka Ricketts)を2位、14メートル67をマークした米国のジャスミン・ムーア (Jasmine Moore)を3位に抑えた。
混合4×400mリレーは、オランダが欧州新記録となる3分7秒43で優勝。アンカーのフェムケ・ボル(Femke Bol)が見事な走りで逆転した。2位には米国、3位には英国が入った。
十種競技はノルウェーのマルクス・ルート(Markus Rooth)が、8796点で金メダルを獲得。ドイツのレオ・ノイゲバウアー(Leo Neugebauer)が8748点で銀メダル、グレナダのリンドン・ビクター(Lindon Victor)が8711点で銅メダルを獲得した。(c)AFP