【8月3日 AFP】クロアチアを旅行中の両親が2日、11歳の娘を高速道路のパーキングエリアに置き去りにし、200キロ運転してから娘がいないことに気付いた。警察が明らかにした。

 南部ラシュカネ(Rascane)のサービスエリアの従業員が、母親から娘がいなくなったとの電話を受けたと警察に通報した。家族は外国人とされるが、国籍は明らかにされていない。

 警察がパーキングエリアで娘を発見。無事だったが、おびえて泣いていた。両親は慌てて数時間後にパーキングエリアに戻ってきた。

 母親によると、グループで複数台の車を利用して旅行しており、娘は他の車に乗っていると思っていたという。

 両親が刑事責任に問われることはないという。

 クロアチアには毎年、アドリア海(Adriatic Sea)沿いなどを目当てに数百万人の観光客が訪れる。(c)AFP