【8月3日 AFP】米プロバスケットボール(NBA)で活躍した故コービー・ブライアント(Kobe Bryant)氏がロサンゼルス・レイカーズ(Los Angeles Lakers)の本拠地で使用したロッカーが、米ニューヨークの競売大手サザビーズ(Sotheby’s)のオークションで290万ドル(約4億3000万円)で落札された。

 貴重なスポーツ記念品のオークションの一部として出品されたこのロッカーは、ブライアント氏がレイカーズの本拠地ステープルズ・センター(Staples Center、現クリプトドットコム・アリーナ<Crypto.com Arena>)で使用していたもので、最終的な落札価格は150万ドル(約2億3000万円)と予想されていたが、その倍近くの値がついた。

 2020年のヘリコプター墜落事故により41歳で亡くなったブライアント氏は、現役時代に通算18度のオールスター選出を誇り、1996年から2016年までレイカーズ一筋のキャリアを過ごした。

 サザビーズによると、このロッカーは2018年にアリーナの改修が行われていた際、メンテナンス作業員が廃棄処分される物の中から確保したもので、その後米国人コレクターが入手したという。(c)AFP