【8月3日 AFP】2日に行われたパリ五輪のバドミントン混合ダブルス決勝後、金メダルを獲得した中国の黄雅チョン(Huang Yaqiong、ファン・ヤーチョン)が、交際相手の選手からサプライズのプロポーズを受けた。

 黄は鄭思維(Zheng Siwei、ツェン・シーウェイ)/とのペアで、韓国の金元浩(Kim Won-ho、キム・ウォンホ)/鄭那銀(Jeong Na-eun、チョン・ナウン)組を21-8、21-11で下し、バドミントンで母国に今大会初の金メダルをもたらした。

 黄は表彰式でメダルを受け取った後、アリーナを一周。すると、会場の隅で待ち受けていた交際相手の劉雨辰(Liu Yuchen、リゥ・ユチェン)が黄に花束を渡し、片膝をついて指輪を差し出した。黄もプロポーズを受け入れ、会場に詰めかけた大勢の中国ファンも喜んだ。

 30歳の黄は、プロポーズに「とても驚いた」とコメント。報道陣に指輪を見せながら「きょうは五輪チャンピオンになり、婚約もした。指輪も私の指に本当にぴったりだと思う」と喜んだ。

 劉は2021年東京五輪男子ダブルスの銀メダリストで、今大会は1次リーグで敗退していた。(c)AFP/Andrew MCKIRDY