ベラルーシのAIN選手がパリ五輪初メダル、トランポリン女子で銀
発信地:パリ/フランス
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【8月3日 AFP】パリ五輪は2日、トランポリン女子決勝が行われ、AIN(個人の中立選手)として出場したベラルーシ出身のビヤレタ・バルジルスカヤ (Viyaleta Bardzilouskaya)が銀メダルを獲得した。ロシア人選手とベラルーシ人選手からなるAINの選手がメダルを獲得したのは、今大会初めてとなった。
ロシア出身のアンジェラ・ブラドツェワ(Anzhela Bladtcheva)は5位に入った。
ロシアと同盟国のベラルーシの選手は、2022年2月のウクライナ侵攻を受けてスポーツ界から追放されたが、国際オリンピック委員会(IOC)は厳しい条件の下、中立の立場での復帰を監督してきた。
AIN勢は、各国際スポーツ連盟とIOCによる二重チェックを通過して、ウクライナへの軍事侵攻を積極的に支持していないこと、軍と無関係の立場だという点が証明されている。開会式などへの参加や自国の国旗の下での競技は許可されておらず、表彰台に上ったとしても、その功績はメダル獲得数の順位表には入らない。(c)AFP
