マルタが涙の退場 ブラジルはスペインに敗れる パリ五輪サッカー女子
発信地:ボルドー/フランス
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【8月1日 AFP】パリ五輪は31日、サッカー女子1次リーグが行われ、グループCのブラジルは0-2でスペインに敗戦。チームのレジェンドであるマルタ(Marta)は退場処分を受け、涙でピッチを後にした。
マルタは前半アディショナルタイム、主審の目の前でスペインのオルガ・カルモナ(Olga Carmona)に無謀で危険なハイタックルをしたとして一発レッドカードを受けた。これが最後の五輪出場になるとみられている38歳のマルタは、慰めようもない状態だった。
国際サッカー連盟(FIFA)の世界最優秀女子選手賞を複数回受賞しているマルタが再びプレーできるかどうかは、まずブラジルが8強入りできるかにかかってくる。1次リーグで勝ち点3に終わったブラジルは、各組3位チームの上位二つに入れば8強となるが、それは別グループの試合の結果次第となる。
すでに決勝トーナメント進出を決めていたスペインは、後半途中にアテネア・デルカスティリョ(Athenea del Castillo)のゴールで先制すると、アディショナルタイム17分にアレクシア・プテラス(Alexia Putellas)が追加点を決めた。
組首位通過を決めたスペインは、8月2日にリヨン(Lyon)での準々決勝に臨む。(c)AFP