中国は世界におけるAIの管理で各方面と共に「善治によって善智」を堅持
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【8⽉2⽇ Peopleʼs Daily】上海市内で7月4日から6日にかけて、2024世界人工知能(AI)大会およびAIグローバルガバナンスハイレベル会議が開催された。大会テーマは「共に協議することで共有を促進し、善治によって善智を促進」だった。
習近平(Xi Jinping)国家主席は2023年10月、国際社会が広く関心を持つAIの発展とその管理についての建設的な解決構想である「グローバルAIガバナンスイニシアチブ」を発表し、関連する議論とルール制定のための方策を示した。中国は同イニシアチブを順守し、積極的に実行し、世界におけるAIの管理に深く参加することで、国際社会から広範な関心と積極的な評価を得ている。
今回の大会はAIの国際交流と協力のための重要な場だった。大会は開放と包容、平等参加の原則を堅持し、各国各界の代表を招いてAIの発展や安全、管理の大きな方向性を共に協議し、AIの革新成果が全人類に幸福を真にもたらすための開放的かつ公正、有効な管理方式の構築を推進した。この大会ではAIを巡って、世界における管理、産業の発展、科学の最前線についての三大フォーラム、10回のテーマフォーラム、いくつかの業界フォーラムが開催された。また、AIの展示やコンテスト、AI体験などの催しも開催された。大会への出席が確認された官産学の各界からのゲストは1000人を超えた。
中国は世界におけるAIの管理プロセスに積極的に参加し、リードし、責任ある大国の姿勢を体現している。第78回国連総会(UN General Assembly)は、中国が主張するAI能力の建設強化に関する国際協力決議を全会一致で採択した。この決議は、AI能力構築の国際協力に関する国連(UN)初の決議であり、「グローバルAIガバナンスイニシアチブ」と「グローバル発展イニシアチブ」の中核部分が十分に反映されている。広範な国連加盟国、特に発展途上国の熱い期待に対応し、多国間主義と国連に対する積極的な支持を体現し、AIが全世界でより包摂的で包容的な発展を実現するために重要な役割を果たすものであり、国際社会、特に発展途上国から広く支持され、強い称賛を得た。この決議は国連の場で人類運命共同体の理念を実践するための一つの重大な措置だ。また、AIの発展と管理の分野で排他的な「小サークル」を作ることが時代の潮流と各方面の利益に合致しないことをも示すものだ。
AIが駆動する科学技術革命と産業変革が、世界により多くの自信と希望をもたらすことは間違いない。中国はAI大国として、人類運命共同体の旗印を高く掲げ、大国の責任感を十分に示している。中国はAI絡みでも共に協議し、共に建設し、共に享受する理念を堅持し、世界におけるAIの管理プロセスに深く参与し、けん引し、各方面と共に世界におけるAIの健全かつ安全、公平、秩序ある発展を推進する。(c)Peopleʼs Daily/AFPBB News