【7月30日 AFP】パリ五輪のスケートボード・男子ストリートで連覇を達成した堀米雄斗(Yuto Horigome)について、一緒に戦った米国のメダリストからは感嘆の声が上がった。

 29日に行われた決勝で、堀米は前半のランを終えて4位につけると、後半のベストトリック1本目で高得点を記録して順位を上げたが、その後は3連続で失敗。それでも、後がない状況で迎えた最終5本目でこの日最高の97.08点をたたき出し、合計281.04点で金メダルを獲得した。

 銀メダルに終わったジャガー・イートン(Jagger Eaton、米国)は「雄斗は驚異的」とたたえ、銅メダルとなったナイジャ・ヒューストン(Nyjah Huston、米国)も「雄斗は不安やプレッシャーを感じないんだと思う」と語った。

 次回2026年の五輪は、スケートボード発祥の地である米ロサンゼルスで行われる。堀米自身も10代の時から拠点を置く場所だ。

 堀米は「やっぱり米国は自分がスケボーを始めた時に憧れた場所ではあるから、そこには最後、五輪にもう一回立って、ベストな滑りをしたい」と話した。(c)AFP/Peter BERLIN