日本は11位、12決定戦へ、仏・フィジーら4強 パリ五輪ラグビー7人制男子
発信地:パリ/フランス
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【7月26日 AFP】パリ五輪は25日、7人制ラグビー男子順位決定戦などが行われ、日本は9位から12位の決定戦でサモアに7‐42で敗れた。これで日本は11位、12位の決定戦に回り、27日にウルグアイと対戦する。
準々決勝では、15人制のスーパースター、アントワーヌ・デュポン(Antoine Dupont)を擁するフランスが26‐14でアルゼンチンを下して4強入りを決めた一方、強豪国ニュージーランドがまさかの敗退を喫した。
1次リーグでは期待を裏切る結果に終わっていたフランスだが、この試合では前半だけで3トライを奪取。その後1トライを返されると、残り5分でデュポンが投入された。
フランスは終盤にイエローカードを受けて1人少なくなると、アルゼンチンにまたトライを許して緊迫の終盤戦を迎えたが、試合終了のホーンがなった後にデュポンが独走トライを挙げて勝利を決め、南アフリカとの準決勝に駒を進めた。
東京五輪金メダルのフィジーは、アイルランドを相手に苦戦したものの19‐15で逆転勝利を飾り、五輪での無敗記録を継続。一方で、東京大会銀メダルのニュージーランドは、1次リーグでは勝利していた南アフリカに7‐14で敗れ、5位から8位決定戦に回ることになった。
準々決勝最後の試合ではオーストラリアが米国に18‐0で快勝し、フィジーとの準決勝に駒を進めている。(c)AFP