【7月25日 Xinhua News】中国天津市の天津博物館で23日、近現代中国画の大家、張大千(ちょう・だいせん)と師友の絵画作品82点(組)を集めた「張大千と大風堂芸術展」が始まった。初公開の作品が半数近くを占め、多くの人が観賞に訪れている。

 張大千は20世紀の中国画壇を代表する画家で、国内外で高い影響力を持つ。今年は生誕125周年に当たる。

 同展は天津博物館が所蔵する張大千の作品を中心に張善孖(ちょう・ぜんし)、曽熙(そう・き)、李瑞清(り・ずいせい)、何海霞(か・かいか)、田世光(でん・せいこう)、慕凌飛(ぼ・りょうひ)などの代表作も展示。張大千の多彩な画風とともに、芸術の源流と張大千の流れをくむ大風堂画派(大風堂は張大千の斎号)が形成した独特の芸術スタイルと精神を紹介する。入場は無料で、会期は10月中旬まで。(c)Xinhua News/AFPBB News