【7月27日 CGTN Japanese】中国のインターネットプラットフォームのリアルタイムデータによると、北京時間22日午後0時18分までに、今年の夏休み期間中(6~8月)の映画の総興行収入(前売り券販売含む)は60億元(約1291億円)を突破しました。『抓娃娃(Successor)』、『黙殺(A Place Called Silence)』、『雲邊有個小賣部(Moments We Shared)』が現時点で上位3位にランクインしています。

 今の中国では、映画市場は夏休みの特徴が鮮明になっています。題材が多様で多岐にわたるジャンルの映画が公開されるにつれ、多くの映画館の入場率は平常より大幅に上昇しています。しかも青少年の観客がメインとなっています。

 現在までに、夏休み期間中に公開または公開予定の映画は国内外の作品を合わせて約110本となっており、劇映画やアニメ、コメディー、アクションなど、種類が多いです。その中で、コメディー系とアニメ系の作品は大勢の若者を引き付けています。

 中国東部の浙江省などでは、一連の映画鑑賞優遇策が打ち出されており、北京市や上海市、江蘇省、江西省なども文化消費券や映画鑑賞クーポンなどを配布しています。より多くの観客が映画館で鑑賞することが狙われ、映画市場における消費の持続的成長に力が入れられています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News