バンス副大統領候補、労働者の利益擁護を強調 指名受諾演説
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【7月18日 AFP】米共和党の副大統領候補、J・D・バンス(JD Vance、39)上院議員が17日、ウィスコンシン州ミルウォーキー(Milwaukee)で開催中の党全国大会で指名受諾演説を行った。11月の大統領選でドナルド・トランプ(Donald Trump)前大統領が返り咲きを果たした暁には、労働者層の利益擁護に尽力すると述べた。
バンス氏は、「ウォール街に迎合するのは終わりだ。われわれは労働者に尽くす」と強調。
中国については、米国民を犠牲にして自国民を富ませようとしていると糾弾。「われわれは米国の労働者の賃金を守り、中国共産党が米市民を搾取して自分たちの中産階級を育成しようとするのを阻止するつもりだ」と述べた。
さらには同盟国についても、「米国の納税者の寛大さを裏切るような国のただ乗りはもう容認しない」と表明。「同盟国にも世界平和を保障する責任をしっかりと分担してもらう」と語った。(c)AFP