バルト3国、ロシア電力網との接続遮断へ 来年2月に
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【7月17日 AFP】エストニア、ラトビア、リトアニアのバルト3国は16日、来年2月をもってロシアの電力網との接続を遮断する方針を同国とその同盟国ベラルーシに通告したことを明らかにした。
3国はかつてソ連の支配下にあったが、1991年に独立。現在は欧州連合(EU)と北大西洋条約機構(NATO)の加盟国で、ロシアの侵攻を受けるウクライナを強く支持している。ロシア電力網からの離脱は、エネルギーのロシア依存からの脱却を実現する上で重要な一歩となる。
3国はウクライナ侵攻を受け、ロシアからのガスと電力の購入を停止。ただ電力網に関しては、安全上および技術的な理由から設備は維持されていた。
しかし3国は来年2月7日、ロシアおよびベラルーシと接続されている送電システムを遮断し、その2日後にEUの電力網にポーランド経由で接続する。(c)AFP