【7月9日 AFP】テニス、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2024)は8日、男子シングルス4回戦が行われ、大会第2シードのノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)は6-3、6-4、6-2で第15シードのホルガー・ルーネ(Holger Rune、デンマーク)に快勝し、大会通算15回目、四大大会(グランドスラム)通算60回目の準々決勝進出を決めた。

 先月に手術を受けた膝には引き続きサポーターを着けていたが、1ポイントも与えずに最初の3ゲームを奪って試合の主導権を握ると、第2セットは1度、第3セットは2度のブレークに成功してストレート勝ちを収めた。

 ロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)に並ぶ大会最多通算8勝目、男女通じて歴代単独最多となるグランドスラム通算25勝目を目指すジョコビッチは次戦、4強入りを懸けて第9シードのアレックス・デミノー(Alex De Minaur、オーストラリア)と対戦する。デミノーはフランスのアルトゥール・フィス(Arthur Fils)を6-2、6-4、4-6、6-3で退け、初の準々決勝進出を果たした。(c)AFP