アルゼンチンがコパ4強入り 守護神がPK失敗のメッシ救う
発信地:ヒューストン/米国
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【7月5日 AFP】サッカーのコパ・アメリカ(2024 Copa America)は4日、準々決勝が行われ、前回王者アルゼンチンはPK戦の末にエクアドルを下して4強入りを決めた。守護神エミリアーノ・マルティネス(Emiliano Martinez)はPK戦で2本のシュートブロックを見せ、キックを失敗したリオネル・メッシ(Lionel Messi)とチームを救った。
アルゼンチンは35分にリサンドロ・マルティネス(Lisandro Martinez)のヘディングシュートが決まり先制したものの、試合終了間際の後半アディショナルタイム1分に、エクアドルのケビン・ロドリゲス(Kevin Rodriguez)に同点ゴールを許した。
迎えたPK戦では1人目のメッシがチップキックをバーに当てて失敗したアルゼンチンだったが、GKマルティネスが活躍を見せて4-2で勝利を収めた。
メッシの「パネンカ」失敗は、2016年大会決勝でチリとのPK戦に敗れた時のミスを思い起こさせるものだったが、幸運にもマルティネスも過去と同じプレーを見せた。
2021年大会準決勝のコロンビア戦で3本、2022年W杯カタール大会(2022 World Cup)決勝のフランス戦で2本のPKを止めていたマルティネスは、見事なダイビングセーブでアンヘル・メナ(Angel Mena)とアラン・ミンダ(Alan Minda)のシュートをセーブ。最後はニコラス・オタメンディ(Nicolas Otamendi)が勝利を決めるキックを決めた。
アルゼンチンは準決勝で、5日に試合を行うベネズエラとカナダの勝者と対戦する。(c)AFP