【7月4日 AFP】鳥インフルエンザの発生が確認されているオーストラリアで4日、ファストフード大手マクドナルド・オーストラリア(McDonald's Australia)が朝食メニューの提供時間短縮を開始した。鶏卵の供給不足が影響しているため。

 同社は今週、「現在、業界が直面している問題により、卵の供給を慎重に調整している」と発表。朝食メニューの提供終了時間を正午から午前10時半に前倒しするとした。

 豪当局によると、ビクトリア(Victoria)州、ニューサウスウェールズ(New South Wales)、首都特別地域の養鶏場約10軒で、鳥インフルエンザウイルスH7型が確認されている。

 政府は、感染が確認された農場の家禽(かきん)について殺処分されたとしている。(c)AFP