中国新疆カシュガルと香港を結ぶ直行便が就航
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【7月2日 CGTN Japanese】中国新疆ウイグル自治区のカシュガルと香港を結ぶ直行便の就航式が1日、カシュガル徠寧国際空港で行われ、第1便が同空港から香港国際空港に向かいました。
今回就航したカシュガル‐香港直行便は、カシュガルと香港・マカオ・台湾地区を結ぶ初の直行便だけでなく、カシュガル‐広州便、カシュガル‐深セン便に続き、カシュガルと広東・香港・マカオのグレーターベイエリア(大湾区)を結ぶ3本目の直行便となります。今回の就航で、カシュガルと広東・香港・マカオのグレーターベイエリアの主要都市を結ぶ航路ネットワークが全面的に形成され、これまで中国国内で飛行距離が最も長い地域直行便となりました。
カシュガル‐香港便は中国南方航空が運航し、便名はCZ8107/8で、毎週月曜日に運航されます。往路は北京時間午前7時55分にカシュガルを出発し、午後1時50分に香港に到着。復路は北京時間午後3時5分に香港を出発し、午後9時55分にカシュガルに到着する予定で、飛行距離は4900キロ以上に達します。
初めてカシュガルに旅行に来た張簡さんはこの直行便で香港に戻ることにしました。張さんは「便利な交通条件は地域の人々の相互理解を深めるのに役立つもので、カシュガルの人々にも香港で異なる都市文化を味わってほしい」と語りました。
カシュガル‐香港便の就航は、カシュガルの「サブハブ(中継拠点)航路ネットワーク」としてのアクセス性をさらに向上させ、両地域の経済貿易協力にさらに便利な交通条件を提供することになるとみられています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News