【7⽉2⽇ Peopleʼs Daily】「中国経済は好調」――。これが国際的な主流の声だ。世界銀行(World Bank)がこのほど発表した「世界経済見通し」は、1月に示した2024年の中国の経済成長率予想を0.3ポイント引き上げ4.8%とした。国際通貨基金(IMF)は今年の中国の経済成長率予想を0.4ポイント引き上げて5%にした。国連(UN)は5月中旬に発表した報告書で、中国の経済成長率の予測を今年1月時点の4.7%から4.8%に上方修正した。アジア開発銀行(ADB)、モルガン・スタンレー(Morgan Stanley)、ゴールドマン・サックス(Goldman Sachs)、UBSなどの金融機関も中国の経済成長率予想を上方修正した。

 中国経済の「安定」の基盤は絶えず固められている。2024年第1四半期(1~3月期)には経済を支える三本柱の消費、投資、輸出が好調で、GDPは前年同期比5.3%増だった。成長、雇用、インフレ、国際収支の四大マクロ指標は全体として安定していた。中国税関総署によると、第1四半期の人民元建て貿易総額は前年同期比5%増の10兆1700億元(約225兆円)で、同期として初めて10兆元を突破した。中国は世界の製造大国として各国市場に良質で安価な製品を提供し、同時に消費大国として各国製品の需要を創出することで、世界経済に対して積極的かつ顕著な役割を果たしている。

 中国経済の「進」の勢いはますます鮮明だ。中国自動車工業協会の最新発表によると、中国では今年1~5月、電気自動車など非従来型自動車を意味する「新エネルギー車」の生産台数が前年同期比30.7%増の392万6000台だった。販売台数は同32.5%増の389万5000台だった。中国の貿易では、新たな分野の成長も加速している。第1四半期には中間製品の貿易が4.4%増、越境ECは9.6%増、越境ECの海外倉庫を通じた輸出は11.8%増だった。これらはいずれも、中国の経済構造が改善され、新たな質の生産力の成長が加速していることを反映している。

 中国は対外開放の扉をますます大きく開いている。市場参入分野の拡大、現代サービス業分野の対外開放の加速、外資企業と国内企業を同一視する良質な行政サービスの提供、知的財産権と外資投資の合法的権益の保護の強化など、中国は常に高水準の対外開放を堅持し、中国の発展によるチャンスを世界各国と共有している。

 中国経済が安定成長を続けることは、世界経済の回復を力強く推進する。中国経済の世界経済成長への寄与率は近年、30%前後を維持している。IMFによると、中国経済が1%成長するごとに、その他の国での産出レベルが平均で0.3%上昇する。

 中国経済には国際環境の波乱を乗り越えて進む底力がある。中国は質の高い発展で中国式現代化を全面推進しており、14億人以上の超大規模市場は巨大な需要を生み出し続ける。中国は引き続き、各国とチャンスを分かち合い、共同発展を実現し、協力とウィンウィンの素晴らしい物語を書き続けることを望む。(c)Peopleʼs Daily/AFPBB News