【7月2日 AFP】フランス・パリ郊外のサンドニ(Saint-Denis)にあるパリ五輪の選手村では、「世界最大のレストラン」が1万5000人のアスリートを迎える準備を進めている。

 6月末には選手村の食堂の落成式が行われ、パリ五輪大会組織委員会のトニー・エスタンゲ(Tony Estanguet)会長は、大会開催期間中にこの食堂で多くの選手を受け入れることは「大きな挑戦だ」と述べた。

 可能な限り環境への配慮をしたとして「料理の80パーセントがフランス産で、25パーセントは選手村から半径250キロ以内で材料を調達する。また使い捨てプラスチックの使用も半減させたい」と話した。

 選手村食堂の料理長によると、メニューの40パーセントがベジタリアン向けであり、季節の食材や地元の食物が使われているという。

 映像は6月25日撮影。(c)AFP