C・ポールがウェンバンヤマ擁するスパーズへ、NBAのFA交渉解禁
このニュースをシェア
【7月1日 AFP】米プロバスケットボール(NBA)のフリーエージェント(FA)交渉が30日に解禁となり、クリス・ポール(Chris Paul)がビクター・ウェンバンヤマ(Victor Wembanyama)を擁するサンアントニオ・スパーズ(San Antonio Spurs)と1年1100万ドル(約17億7000万円)の契約で合意すると報じられた。
ポールは2023-24シーズンに所属したゴールデンステイト・ウォリアーズ(Golden State Warriors)では先発わずか18試合と出場機会に恵まれず、チームがぜいたく税を節減するためこの日放出されていた。
それでも将来のバスケットボール殿堂入りが見込まれるポールは、グレッグ・ポポビッチ(Gregg Popovich)ヘッドコーチ(HC)の指導の下、ウェンバンヤマを中心に若手でチームをつくっている最中のスパーズに貴重な経験をもたらす存在となる。
一方、ウォリアーズではこれまで13年のキャリアでチーム一筋だったクレイ・トンプソン(Klay Thompson)もFAとなり、ダラス・マーベリックス(Dallas Mavericks)、フィラデルフィア・セブンティシクサーズ(Philadelphia 76ers)、ロサンゼルス・クリッパーズ(Los Angeles Clippers)、ロサンゼルス・レイカーズ(Los Angeles Lakers)と交渉するとみられる。
他のFAでは、ジェームズ・ハーデン(James Harden)が2年契約でのクリッパーズ残留で合意に至ったと伝えられている。また今回のFAで最も大物であるクリッパーズのポール・ジョージ(Paul George)は移籍する見込みで、シクサーズとオーランド・マジック(Orlando Magic)と交渉するとみられる。
レイカーズのレブロン・ジェームズ(LeBron James)もFAとなるものの、来季は長男ブロニー(Bronny James)とプレーするため、チームと再契約を結ぶとみられている。
FA選手との交渉期間は、1日から6日までとなっている。(c)AFP