【6月30日 AFP】サッカーのコパ・アメリカ(2024 Copa America)は29日、グループAの試合が行われ、アルゼンチンはリオネル・メッシ(Lionel Messi)の負傷欠場をものともせず、ラウタロ・マルティネス(Lautaro Martinez)の2ゴールで2‐0とペルーを下し、3連勝を飾った。

 メッシが右太ももの痛みを訴えて欠場したアルゼンチンは、リオネル・スカローニ(Lionel Scaloni)監督がベンチ入り禁止処分を受ける中、先発を9人入れ替えた。

 間に合わせの布陣ながらもアルゼンチンは一方的な試合展開で常に優位に立ち、ハーフタイム直後にはアンヘル・ファビアン・ディ・マリア(Angel Fabian Di Maria)のスルーパスに抜け出したマルティネスが、相手GKの頭上を抜く冷静なシュートを決めて先制。さらにマルティネスは86分、ロングパスを受けると再びループシュートから追加点を挙げた。

 これで組首位通過が決まったアルゼンチンは、7月4日に行われる準々決勝でグループBの2位チームとの対戦が決定。相手はエクアドルかメキシコになると見込まれている。

 同組のもう1試合ではカナダがチリと0‐0で引き分け、8強入りを決めた。

 勝ち上がるには勝利が必要なチリだったが、わずか27分でガブリエル・スアソ(Gabriel Suazo)が2枚目のイエローカードを受けて退場処分となり、厳しい戦いを強いられた。

 カナダは準々決勝でB組を首位で突破したチームと対戦する。(c)AFP