【6月29日 AFP】男子テニス、前世界ランキング1位のノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)は28日、英ロンドンでダニール・メドベージェフ(Daniil Medvedev)とのエキシビションマッチを行い、7度の優勝を誇るウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2024)を前に「痛みはない」状態になったと明かした。

 ジョコビッチは先日の全仏オープン(French Open 2024)で膝を痛め、今月に入り手術を受けていたが、この日は7月1日に開幕するウィンブルドンのドローにも入り、第2シードとして1回戦で世界123位のビート・コプシバ(Vit Kopriva、チェコ)と対戦することが決まった。

 メドベージェフ戦では膝にテープを巻き、動きは完全にスムーズではなかったが、6-3、6-4でストレート勝ち。キレのあるショットを放ち、サーブも好調だった。試合後には「きょうは本当に楽しめた」「痛みを感じずにテニスをプレーできるのは最高だ。きょうは痛みがなく、本当に良かった。世界屈指の選手を相手に良いテストになった」と話した。(c)AFP