中国は和平の勧告に奔走し、話し合いの促進に尽力する
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【7⽉1⽇ Peopleʼs Daily】現在も続くウクライナ危機は、さらにエスカレートする危険がある。鎮静化を促し、停戦に向けた条件を積み上げることが急務だ。
ウクライナ問題での中国の一貫した立場は、和平を勧めて話し合いを促すことだ。習近平(Xi Jinping)国家主席はロシアとウクライナを含む各国の指導者と意思疎通し、「四つのすべき」「四つの共通」「三つの思考」を提起した。中国はさらに、「ウクライナ危機の政治解決に関する中国の立場」を発表し、各国の主権尊重、冷戦思考の排除、停戦、和平交渉の開始など12点を主張した。中国は同問題を対岸の火事と見なすのではなく、客観的で公正な立場を堅持し、平和実現のために積極的な役割を果たしてきた。
ウクライナ危機を解決するには、各国が平和実現のための「最大公約数」を追求する必要がある。中国とブラジルは先ごろ、ウクライナ危機に関する「六つの共通認識」を共同発表し、対話と交渉が唯一の活路であることを強調し、各方面が鎮静化に努力するよう呼び掛けた。同時に各方面に人道援助の拡大や核兵器使用反対、原子力発電所攻撃反対、世界の産業チェーンとサプライチェーンの安定維持などを呼び掛けた。この「共通認識」は発表されてから1週間以内に45か国が積極的な姿勢を示し、うち26か国が加盟するか加盟の検討を始めた。ロシアとウクライナも「共通認識」の大半を肯定した。
いかなる紛争も最終的には交渉によってしか解決できないことは歴史が繰り返し証明している。中国は和平の勧告と話し合いの促進で、わずかな望みでもあればそれを生かすために全力で取り組んでいる。中国側は時宜を得た国際講和会議の開催を支持する。ただし会議は「ロシアとウクライナの双方の承認、各方面の平等な参加、すべての和平案に対する公平な議論」の条件を満たさねばならない。
ウクライナ危機の解決では、現状と長期の両面を考慮せねばならない。ウクライナの主権と安全は守られるべきであり、ロシアの安全保障上の合理的な懸念も尊重されるべきだ。欧州の平和と安定は守られるべきであり、その他の国の平和と安定も守られるべきだ。一国の安全のために他国の安全に危害を与えてはならず、軍事集団の強化や拡張によって安全を支えてはならない。冷戦思考を捨て、各方面の平等な対話と協議を推進し、均衡ある有効で持続可能な安全保障構造を構築してこそ、欧州の長期安定を実現することができる。中国は、個別の国がウクライナ危機を利用して第三国に責任を転嫁し、「新冷戦」を扇動し、陣営を形成して他国に参加を強要することに反対する。
情勢がどんなに複雑でも、対話と協議を放棄してはならない。関係各方面は平和と人道を重視し、停戦のための外交努力に資源と精力を集中すべきだ。中国は客観的で公正な立場を堅持し、停戦のための共通認識を結集し、中国の知恵によってウクライナ危機の政治解決の推進に貢献していく。(c)Peopleʼs Daily/AFPBB News