レブロン長男ブロニー、レイカーズがドラフト指名
発信地:ニューヨーク/米国
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【6月28日 AFP】米プロバスケットボール(NBA)のスーパースター、レブロン・ジェームズ(LeBron James、39)の長男ブロニー(Bronny James、19)が27日、NBAドラフト2巡目の全体55位で父親が所属するロサンゼルス・レイカーズ(Los Angeles Lakers)から指名を受けた。
NBAで通算4度の年間最優秀選手(MVP)と同4度のファイナル制覇を誇るジェームズは、かねて来季にブロニーと同じチームで一緒にプレーしたいと話していた。親子でのプレーが実現すれば、リーグ史上初となる。
ブロニーは高校時代に輝かしいキャリアを築いた後、南カリフォルニア大学(University of Southern California)の1年生ガードとしてプレーした昨季は、1試合平均4.8得点、2.8リバウンド、2.1アシストを記録した。
昨年7月には練習中に先天性心疾患による心停止で倒れたが、先月には医師からNBAでもプレーする許可を得ており、NBAのドラフトコンバインでもスカウトの目を引きつけていた。
ブロニーは高い身体能力や試合での優れた感覚を持ち合わせ、ガードではトップクラスの若手有望株とみられる一方で、NBAプレーヤーとして完全に成熟するには時間を要すると思われる。
米スポーツ専門チャンネルESPNによると、ジェームズ親子の代理人を務めるリッチ・ポール(Rich Paul)氏は、レイカーズより前の指名権を持つチームに対し、ブロニーは他の一部球団と契約するよりオーストラリアでプレーする意向だと事前に忠告していたとされる。(c)AFP