【6月27日 CNS】あなたは不思議に思っているかもしれない。なぜ中国が新らしい高品質の生産力について語るのか。

 中国がこの変革的な道を歩み始めた今、世界は熱心にその動向を見守っている。ここで「3つのWhat」について考えてみよう:それは何か?私たちはそれについて何をしているのか?そしてこれから私たちは何をするのか?

 新しい高品質生産力の概念とは何か?

 これは新素材、グリーン産業、ハイエンド装備を含む新興産業を指し、メタバース、頭脳とコンピューターの相互作用(ブレイン・マシン・インタフェース)、ヒューマノイドロボットなどの未来志向の産業も含まれる。

 新しい高品質生産力とは、イノベーションが主導的役割を果たす中で、伝統的な経済成長モデルから脱却し、ハイテク応用技術、高効率、高品質を実現する技術を特徴とした先進的な生産力のことだ。

 中国は、従来の労働集約型の経済からイノベーションが主導する経済へと移行しており、新しい高品質生産力が台頭している。イノベーションの勢いを活用するため、伝統的産業もハイテク産業も進歩させる必要がある。我々は、技術を通じて産業のイノベーションを促進し、伝統産業のアップグレードを加速し、新興産業を育成するための着実なステップを踏もうとしている。

 今我々は何をしているのか?

 以下にいくつかの具体的な数字を示す。2023年の中国の研究開発支出は3.3兆元(約72兆6419億円)に達し、前年比8.1パーセント増加し、GDPの2.64パーセントを占めた。中国は、コア技術とキー技術のブレークスルーを達成するため、業種や地域の固有のイノベーションに焦点を当てることに尽力している。中でも基礎研究に対する支出を強化し続け、今や研究開発支出全体の6.65パーセントを占めている。

「世界知的所有権機関(WIPO)」によると、中国は「グローバルイノベーション指数(GII)2023年版」で12位にランクされ、グローバルイノベーションリーダー国の一つとしての地位を確立した。また中国は、23年末までに、世界のトップ100の科学と技術クラスターのうち24を保有し、先端科学技術の分野で初めて世界第一位になった。

 最近、中国は外国投資を引き付ける政策を導入し、新しい高品質生産力による高品質な発展の促進を約束している。これは中国が「中国製」から「中国創造」の国への移行を円滑にすすめるためのものである。

 我々は次に何をするのか?

 投資家は常にイノベーションと急速な進歩を遂げる市場を求めている。中国はそのような市場の一つだ。製造セクターにおける市場アクセス制限を継続的に緩和するに伴い、外国投資家にとってさらに多くの貿易と投資の機会が創出される。中国は、さまざまな市場分野で競争力を維持するために迅速に新技術を採用しており、他の地域の競合する市場のペースをしばしば上回っている。これにより、中国は非常にダイナミックな市場となっている。

 新しい高品質生産力を育成することは、中国の高品質な発展だけでなく、世界経済の回復にも新たな推進力を注入することになるだろう。新技術、製品、サービスに対する巨大な市場需要が生まれ、投資家にとって中国国内においてもまた海外においても莫大なビジネスチャンスが提供されることになる。

 世界は中国と協力する必要があり、中国も世界を受け入れる必要がある。外国企業は、脱炭素化、自動化、産業とサプライチェーンのデジタル化などの分野で、中国の変革を支援する重要な役割を果たすことができる。新しい高品質生産力は、国の境を超越する国際的な提携・協力に新たな成長点を生み出し、世界経済とサプライチェーンをより緑豊かで多様なものにするはずである。(c)CNS/JCM/AFPBB News