日本とタイが人気 この夏の中国人のアジア旅行先
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【6月26日 CGTN Japanese】今年の夏、日本とタイは中国人の海外旅行で真っ先に選ばれるアジアの旅行先となっています。世界最大の観光市場である中国の旅行者は、コストパフォーマンスの高い休暇の過ごし方を求めています。
韓国や日本では、ウォンと円が人民元に対して弱くなったことで中国人観光客が急増しています。マレーシアやタイなどの東南アジアの国は、ビザなし入国と比較的安いコストで中国人観光客を引き付けています。あるデータによると、中国人観光客に人気のアジアの旅行先は、日本、タイ、韓国、香港、シンガポール、マレーシア、ベトナム、マカオの順でした。
大手旅行予約サイトの同程旅行(LY.com)によると、ビザ免除政策を実施しているアジアの国への航空券予約の伸び率は(それ以外の国)より高く、タイとシンガポールが人気の旅行先となっています。一部の欧州の旅行先でも中国人観光客が増加し、ベルギー、スペイン、英国、イタリアが人気の旅行先になるとみられています。
中国人観光客の増加が予想される国のリストでは、トルコ、ハンガリー、ウズベキスタン、ジョージア、サウジアラビア、キルギス、トルクメニスタン、カザフスタンが上位に名を連ねています。いずれも「一帯一路」共同建設国です。(c)CGTN Japanese/AFPBB News