洪水で川に落ちた中国人男性、折れた木にしがみつき30キロ余り漂流
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【6月25日 CGTN Japanese】中国南西部の広西チワン族自治区北部などで14日未明、豪雨による洪水被害が発生しました。桂林市平楽県に住む陳さんは桂江橋の下で誤って水に落ちましたが、幸いなことに折れた木にしがみついて川を30キロ以上も漂流し、4時間後に地元の警察と住民に救助されました。
広西チワン族自治区平楽県大発郷警察局に14日、男性が木にしがみついて漂流しているとの市民からの通報がありました。警察が直ちに救助に乗り出しましたが、連日の豪雨で水かさが増しており、流れも急な上、川幅が広く、夜間で真っ暗なため、救助は困難を極めました。警察は川の両岸に沿って10キロ近い緊急の捜索を行い、午前4時頃にようやく、すでに体力が尽きていた陳さんを発見し、捜索救助船を出して救助しました。
救助された後、陳さんの記憶では、30キロ以上離れた平楽県城の桂江橋の下で釣りをしていた際、誤って水中に落ちたということで、幸いに折れた木にしがみつき、大声で助けを求めましたが、その声は水の音にかき消されました。冷たい川の水に浸かりながら、4時間以上も桂江を漂流し、絶望する寸前でした。幸いにも救助する人が間一髪で間に合いましたが、この時、陳さんは水に落ちた場所から30キロも流されていました。陳さんは「警察の救助が間に合っていなかったら、あと数分で体力が持ちこたえられなかっただろう。あなた方は命を救ってくれた。ありがとう」と語りました。
陳さんはその後、病院に搬送され検査を受けましたが、体力が消耗していただけで、体に大きな異常はないことが確認されました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News