ハンガリーFWが顔面骨折で手術へ、EURO試合中に激しく衝突
発信地:シュツットガルト/ドイツ
このニュースをシェア
【6月25日 AFP】ハンガリーサッカー連盟(MLSZ)は24日、欧州選手権(UEFA Euro 2024)の試合中に相手選手と衝突したFWバルナバーシュ・バルガ(Barnabas Varga)が、顔面の「複数か所の骨折」に見舞われて手術を受ける見通しであると発表した。
バルガは23日に行われたスコットランド戦の後半、FKをキャッチしようと飛び出してきた相手GKアンガス・ガン(Angus Gunn)と空中で激しく衝突した。
ハンガリーの選手はすぐさま深刻な事態であることを示し、ピッチに倒れ込んだバルガの周りに集まる中で、主将のドミニク・ソボスライ(Dominik Szobozslai)が担架を運び込むのを手伝った。
チームメートが周囲をシートで覆う中、バルガは医療スタッフの治療を受けた後、病院に搬送された。
連盟はこの日早朝、X(旧ツイッター)に「バルガはあの衝突で複数か所を骨折し、脳振とうも起こした」と投稿。同選手が地元の病院で一夜を過ごし、「手術を受ける可能性が高い」ことを明らかにした。
この試合でハンガリーは、後半アディショナルタイム10分にケビン・チョボト(Kevin Csoboth)が決勝点を挙げ、ベスト16入りに望みをつないだ。しかしながら、各組3位の中での成績上位でグループ突破を果たすかどうかにかかわらず、バルガが今大会でプレーを続行することはなくなった。(c)AFP