【6月23日 AFP】ラグビーテストマッチは22日、英ロンドンで行われ、W杯フランス大会(Rugby World Cup 2023)王者の南アフリカが41-13でウェールズに大勝し、W杯後初のテストマッチを白星で飾った。

 前半は14-13の1点差だったが、後半は27-0で南アフリカが「勝利」。マカゾレ・マピンピ(Makazole Mapimpi)が後半開始早々にトライを決めてチームに落ち着きをもたらすと、さらに交代出場のボンギ・ムボナンビ(Bongi Mbonambi)、代表デビュー戦のエドウィル・ファンデルメルバ(Edwill van der Merwe)がトライを決めて突き放した。

 両チームともに負傷者や海外チームに所属する選手を欠く布陣だったが、南アフリカは大勢の母国ファンが詰めかけたトゥイッケナム・スタジアム(Twickenham Stadium)で快勝。この後は、昨年のW杯で唯一敗れたチームであるアイルランドとのホーム2連戦に臨む。

 対するウェールズは、これで全敗したシックスネーションズ(Six Nations Rugby 2024)を含めて7連敗となった。それでもこの試合の気持ちの入ったプレーを糧に、次はオーストラリアとのアウェー2連戦に臨む。(c)AFP