橋本大輝、負傷した指の回復「順調」 万全でのパリ五輪へ自信
発信地:東京
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【6月22日 AFP】体操男子の橋本大輝(Daiki Hashimoto)は21日、個人総合連覇が懸かるパリ五輪までに先月痛めた指の状態は万全になるだろうと語った。
世界選手権(FIG Artistic Gymnastics World Championships)でも個人総合2連覇中の橋本は、五輪前最後の公式戦へ向けた練習中に右手中指の靱帯(じんたい)を損傷していた。
この日、都内の合宿拠点で取材に応じ、練習は2週間前から再開して状態は60パーセントまで戻ってきていると明かした。
22歳の橋本は、内村航平(Kohei Uchimura)以来の個人総合2連覇が懸かるパリ五輪へ向けて「順調に行けるかなと思っている」とコメント。指の状態は現時点では「100パーセントではない」として、「油断してはいけない」と語った。
現在は疲労感もあるといい、「来週1週間に関しては疲れを取りながら、再来週の合宿でしっかり出発前にいい練習が詰めるといい」と話した。
2021年の東京五輪では団体でも2位に入った橋本。「チームのほうでも、コーチから与えられた課題に全員で取り組めているので、個人としても、チームとしてもすごくいい練習が今1か月前でできている」と手応えを口にした。(c)AFP