【6月19日 AFP】イスラエル軍は18日、レバノンでの攻撃作戦計画が「承認された」と発表した。パレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)での戦闘は比較的小康状態にあるが、レバノンから越境攻撃を行うイスラム教シーア派(Shiite)組織ヒズボラ(Hezbollah)とイスラエル軍の交戦はこのところ激化している。

 イスラエル軍は、司令官同士の会合で「レバノンでの攻撃に関する作戦計画が承認された」と発表した。

 これに先立ちヒズボラは、イスラエル北部ハイファ(Haifa)などをドローンで撮影したとされる9分以上の映像を公開していた。

 イスラエルのイスラエル・カッツ(Israel Katz)外相は18日、「ヒズボラおよびレバノンに対するゲームのルール変更を決断する時が近づいている」とし、「全面戦争になれば、ヒズボラは壊滅し、レバノンは大打撃を受けることになるだろう」と警告した。(c)AFP