【6月19日 AFP】南米エクアドルは18日、中国と相互に実施しているビザ(査証)の免除措置を一時的に停止すると発表した。観光ビザで入国した中国人が超過滞在する事例が「憂慮すべきほど増加」しているためと説明している。

 これまでエクアドルでは、中国人は90日以内の滞在にはビザが不要だったが、来月1日からは中国人もビザが必要となる。

 エクアドル外務省はビザ免除をめぐる中国との2国間協定を一時停止すると発表。SNSでは英語およびスペイン語で「ここ数か月、中国からの入国者が憂慮すべきほど増加している」「さらにそうした入国者の約50%が、正規のルートを通じて法律で定められた期間内に出国していない」と指摘した。

 政府のデータによると、今年1~5月にエクアドルに入国した中国人は1万7808人。一方、出国した中国人は9966人にとどまる。

 入国した中国人の中には、エクアドルを起点として周辺地域の別の目的地に向かう者もいると指摘している。(c)AFP