反ユダヤ主義的な動機で12歳少女をレイプ、少年3人拘束 仏
このニュースをシェア
【6月19日 AFP】仏パリ北西郊のクルブボア(Courbevoie)で、反ユダヤ主義的な動機に基づいて12歳の少女をレイプしたとして、12~13歳の少年3人が拘束された。警察と検察が18日、明らかにした。
検察によれば、3人は18日に予審判事の元に出頭し、被害者の宗教的な帰属に動機付けられた加重強姦(ごうかん)罪に問われる見通し。
警察筋によると、少女は自宅近くの公園で友人と一緒に過ごしていた時、3人に声を掛けられ小屋に連れ込まれたと語った。
3人は殺すぞと脅したり、反ユダヤ主義的な発言をしたりしながら、少女を殴打してレイプしたという。
少女の友人によって、少年のうち2人を特定することができたとされる。
フランスは、ユダヤ人口がイスラエル、米国に次いで世界で3番目に多く、イスラム教徒人口も欧州最多。
昨年10月7日のイスラム組織ハマス(Hamas)による奇襲への報復として、イスラエルがパレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)で軍事作戦を開始して以来、フランスは反ユダヤ主義的行為に神経をとがらせている。(c)AFP