ベルギーがまさかのEURO初戦黒星、ルーマニアは24年ぶり勝利
このニュースをシェア
【6月18日 AFP】サッカー欧州選手権(UEFA Euro 2024)は17日、グループリーグの試合が行われ、グループEではベルギーが0‐1でスロバキアに敗れる波乱があった。
ベルギーはもはや優勝候補の一角ではないかもしれないが、大会初戦での黒星は予想されていなかった。
スロバキアは7分、ユライ・クカ(Juraj Kucka)のシュートをベルギーのGKコーエン・カスティールス(Koen Casteels)がはじいたところにイバン・シュランツ(Ivan Schranz)が詰め、この試合唯一のゴールを決めた。
一方でベルギーのロメルー・ルカク(Romelu Lukaku)にとっては、フラストレーションのたまる一日となった。多くのチャンスをふいにしていたルカクは終盤に同点ゴールを決めたかに思われたが、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)によりクロスを上げたロイス・オペンダ(Lois Openda)のハンドが確認され、得点は認められなかった。
ベルギーにとって公式戦での黒星は、2022年W杯カタール大会(2022 World Cup)以来となっている。
同組のもう1試合では、ルーマニアが3‐0でウクライナに快勝し、主要国際大会で24年ぶりの白星を飾った。
主将ニコラエ・スタンチュ(Nicolae Stanciu)のミドルシュートで先制したルーマニアは、後半に入り今度はラズバン・マリン(Razvan Marin)のミドルシュートで追加点を決めると、デニス・ドラグシュ(Denis Dragus)が3点目を挙げた。
ルーマニアの主要大会本戦での勝利は、準々決勝に進出した2000年の欧州選手権以来となった。(c)AFP