中国重慶 アジア一橋脚の高い低塔斜張橋が合体
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【6月17日 CGTN Japanese】中国西部の重慶市にある渝湘複線高速道路の磨寨烏江特大橋が14日に無事合体しました。これにより、重慶市と湖南省を結ぶ渝湘複線高速道路の重慶市彭水県から酉陽県までの全線が開通したことになります。
磨寨烏江特大橋は、重慶市彭水ミャオ族トゥチャ族自治県の県境に位置し、アジアで最も橋脚の高い低塔斜張橋です。全長708メートル、主橋は(153+296+153)メートルの双方向4車線低塔斜張橋を採用し、主橋塔は矩形鉄筋コンクリートを採用し、最大橋脚の高さは216メートル、主塔の高さは44メートル、ケーブルの頂上から烏江水面までは約320メートルです。
渝湘複線高速道路プロジェクトの総距離は280キロで、開通後は重慶市南東地区と重慶市主要経済圏の距離をいっそう短縮し、沿線の経済と社会の持続的かつ急速な発展をけん引すると期待されています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News