中国・上海協力機構地方経済貿易協力モデル区を対外開放の拠点に
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【6⽉23⽇ Peopleʼs Daily】中国共産党の山東省(Shandong)青島市(Qingdao)委員会常務委員で、同党の中国・上海協力機構(SCO)地方経済貿易協力モデル区(以下、「モデル区」)委員会の書記である張新竹(Zhang Xinzhu)氏はこのほど、人民日報に「モデル区」の状況を紹介する文章を寄せた。以下は、同文章の主要部分だ。
習近平(Xi Jinping)国家主席は2018年の第18回SCO首脳会合で、「中国政府は青島での『モデル区』の建設を支持する」と発表した。「モデル区」はそれ以来、国際物流、現代貿易、双方向投資協力、ビジネス旅行と文化交流発展の「四つのセンター」と、中国・SCO経済貿易学院の建設に注力し、新たなモデルの創造、産業の集約、参入者の強化などで、著しい成果を収めている。
われわれは「モデル区」の成立以来、制度革新を最重視し、「五つの利便性」の実現などで初歩的な成果を得た。われわれは貿易や投資において企業が直面する問題を全力で解決し、貿易と投資の利便性を絶えず向上させている。
インフラの連結は発展の礎だ。われわれは「海・道路・空・鉄道」を連携させ、利便性の高い北東アジアに向けた加工製造センター、物流分配センター、製品集散センターを構築する。「モデル区」からの国際定期貨物列車路線は21本に達している。インフラの連結をさらに強化すれば、市場でのチャンスをより良く共有し、経済成長を共に促進することができる。
産業チェーンとサプライチェーンは現代経済の重要な形態だ。われわれはSCO加盟国の産業チェーンとサプライチェーンの安定をより良く維持することに着目し、SCOの産業チェーン・サプライチェーンフォーラムを開催し、中国・SCO産業パーク連盟の設立を提唱した。また、海爾(ハイアール、Haier)によるシステムを導入した産業インターネットエコパークなど20の外向型産業クラスターを構築した。われわれは、産業チェーンとサプライチェーンの強化と安全性の向上が、各国の利益を守るために重要と強く認識している。
経済や貿易の緊密な協力には、人材が欠かせない。中国・SCO経済貿易学院の設立は、SCO加盟国の経済協力を促進する実務的措置だ。われわれは累計180シリーズ以上の研修を実施し、SCO参加国や「一帯一路(Belt and Road)」共同建設国からの参加者は延べ1万3800人に達した。各国の国情を熟知し、国際ルールに精通した人材が数多く成長するにつれて、SCO加盟国の交流と協力はさらに着実に進むに違いない。
われわれは新たな道のりにおいて経済と貿易の協力の「ハード面連携」と、協力モデルの「ソフト面連携」の両方を追求し、SCO加盟国の双方向の投資と貿易の制度刷新の試験区、企業の集積区、「一帯一路」地方経済貿易協力の先行区の建設に努め、新時代の対外開放の新たな拠点を形成する。(c)Peopleʼs Daily/AFPBB News