【6月14日 AFP】日本テニス協会(JTA)は13日、女子の元世界ランキング1位の大坂なおみ(Naomi Osaka)と男子の元全米オープン(US Open Tennis Championships)準優勝の錦織圭(Kei Nishikori)について、国際テニス連盟(ITF)から今夏のパリ五輪出場圏内に入っているとの通知があったと発表した。

 四大大会(グランドスラム)通算4勝の大坂は、昨年末に1年3か月の産休から復帰し、現在は世界ランク125位につける。前回の東京五輪では開会式で聖火の点火役を務め、結果は3回戦進出だった。

 五輪のシングルスの出場枠は男女ともに64人で、1か国最大4人。

 JTAによれば、大坂は長期離脱した選手に適用される特別ランキングによって出場が認められたが、過去のグランドスラム優勝者としても出場資格を得ている。錦織も度重なるけがの影響で現在は世界286位まで落ちており、特別ランキングを使っての五輪出場となる。(c)AFP